芸能オーディションについて学ぼう

合格したら辞退はできない？

芸能オーディションで実技が評価されて合格した人は、ほとんどの人がそのままその仕事についており、中には仕事をきっかけに芸能事務所に所属するようになる人もいます。しかし、ときには合格後にやんごとなき事情ができてしまうことも考えられます。このような場合は、きちんと主催者や関係者に理由とともに辞退をしなければならなくなったことを告げれば、認めてくれる可能性があります。

辞退を認めてもらうためのポイントは、なんといっても誠実に対応することです。辞退の連絡は、まず電話かメールで行い、相手方が会って説明をききたいのであれば、適当な場所を確保して面談をしましょう。なお、何も連絡をせずに予定されている仕事の現場に行かないのは、即座にトラブルに発展するため最も行ってはいけない行為です。最悪のケースだとオーディションの主催者や芸能事務所から損害賠償を請求されて、多額のお金を支払わなければならなくなるので絶対に避けましょう。

芸能オーディションの実技で不合格になる危険

芸能オーディションの実技で不合格になる危険は主に二つあります。一つ目はオーバーに演技しすぎることです。大きな声を出すことは大切ですが、普段の自分をひたすら隠して演技したものはいつかばれます。どんなに上手に演技していても息切れするタイミングが出てくるのでそれを見計らって注意が入ります。そのときにどうしてそうしたのか理論立てて応えられるようでなければ、あっという間に不合格の烙印を押されるのです。

こうならないためには、普段から自分の実力を高めておくことが大切です。演技力以上の魅力を付けられる努力をし続けることが採用への第一歩になります。二つ目は理想の芸能人を早めに見つけてその人のまねをすることです。人のまねはそれ以上自分が伸びないという意見が少なからずありますが、まずはそれが出来てから自分の型を初めて形作ることが出来ます。テレビで活躍している人は少なからず良さがあります。それを観察して盗んで取り入れることが合格出来るコツです。